INTERVIEW
石川県の林業を守るフォレストワーカーたち
CASE.03
山は、知れば知るほどその魅力に取りつかれていくので不思議です
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ものづくりが好きで、技術を学びたいと家具の専門学校に進学。就職活動中に林業の仕事を知ったことがきっかけで、木に携われる仕事に就こうと決意。
林業のQ アンド A!
Q.林業の仕事に就いてみて、実際にどうですか?
A.毎日、木に携われることが幸せです!
山の中にある鉄塔の周りの木を伐採する、専科伐採を主に行なっています。伐倒する作業(木を倒す作業)が特に面白くて、自分が狙った方向にうまく倒せた時は嬉しいし、倒せなかった時は改善点を見つけて次に活かしています。
Q.この仕事で大変なところは?
A.チェーンソーの手入れです。
まだチェーンソーの刃(ソーチェーン)の研ぎ方が十分ではありません。いつも先輩を見習って一生懸命に研いではいるのですが、先輩が研いだ刃は輝きが違います(笑)。ソーチェーンの研ぎ方次第で、力まずに、無駄な時間をかけることなく伐採できるようになるので、もっと技術を習得して先輩のようにスムーズにかっこよく作業ができるようになりたいです。
Q.会社の雰囲気はどうですか?
A.先輩たちが優しく指導してくれるので、楽しく働いています。
社屋が新しくて、事務所内もとても素敵です。そのうえ、先輩方は年齢が近い人も多いので、職場の雰囲気は明るいです。作業でわからないことを質問すると丁寧に答えてくれるし、機械が故障した時も直し方を教えてくれるので、働きやすい職場だと思います。
Q.この仕事の魅力はなんですか?
A.自然と一体となって仕事できるのが魅力です。
山奥で作業している時は、木を伐採したあとの風景がとにかく綺麗です。あまりにも美しすぎて、最近では整備したあとの写真を撮影するのも趣味になっていて、携帯の写真フォルダーの中は山のBEFORE→AFTER写真でいっぱいです(笑)。山の中は空気もおいしいので、深呼吸しているだけでなんだか心も浄化されます。
Q.今後の目標を教えてください!
A.憧れの先輩が身近にいるので、まずはその人の技術に追いつけるよう頑張りたいです。
チェーンソーの使い方が上手だったり、木に登って伐採の作業をしているかっこいい先輩が身近にいるので、その先輩のように早く自分もなりたいです。